Black Coffee.





「 舞、そろそろ仕事の時間だよ 」


「 え?もう? 」


「 6時過ぎてるよ 」





ガタンッ、と立ち上がった彼女は
”またお話しましょうね”と
あたしに笑顔を向けて、ドアの方へと
小走りで向かっていった。





そして、その後ろを彼は追いかけて、









───────────カランッ・・






一緒に出て行ってしまった。






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