バカだな、私。
それからほどなくしてやっと観月君は戻ってきたりしたけど
やっぱりNo.1なだけあって
すぐにどこかいってしまった。
そして閉店時間が来てしまった。
「どう?いいやついた?」
ポスッと私の隣に座る観月君。
「うーん…特には」
ッてゆうか…
あなたしか見てません。
「じゃあさ、送り指名俺でいい?」
にっこり笑って私をみてくる。
「送り…指名?」
ホストにくるの初めての私にとってそれがなんなのかわからなかった。
「そっ。帰り一緒に下まで送ってくれるホスト。気になったホストいないんだったら俺にしなよ。メアドつきだよー♪」
メアド…
それを聞いた途端私はすぐに食いついた。
「じゃあ観月君で!!」
それを聞いた観月君がいきなり吹いた。
「ぶはッ!!そんな気強くゆわなくても!!アハハッ♪おもしろいなあ、満那ちゃんは」
大笑いしてる。
「そんなに笑わなくても…」
ちょっと恥ずかしい。
「フッ…ごめんごめん」
まだ笑ってる…