バカだな、私。
薄暗い店内にうるさい音楽。
キャーキャーうるさい女達。
これでもかってぐらい髪を盛っている男共。
そう…
ここはホストクラブ。
あー!!うるさい!!
早くこんなとこからでよ!!
なんで私がこんな所にいるのかとゆうと…
すべてはこいつのせい!!
「ん?どした?俺の顔なんかついてる?」
なんの悪そびた感じでなく私の顔をにっこりとした顔でみてくる彼。
あー!!もう!!
どうしてそうかわいい顔してこっちみるの。
これじゃあ怒れないじゃん。
私、天宮満那(あまみやまな)。
私と彼、観月(みずき)…本名なのか?と出会ったのは数時間前にさかのぼる。