バカだな、私。
「んー…満那!!これは?」
服を手に取り見せてくれたのは
「これは…ちょっと」
露出度たっぷりのセクシーな服だった。
「なに言ってんの!このくらいセクシーな服で責めないと!」
責めるッて…
別にそんなつもりはないんだけどな。
「そんなに嫌なの?うーん…じゃあ…これは?」
次に出して来たのは少し露出はあるけど可愛らしいワンピースだった。
「うん…これ可愛い」
「じゃあ、これに決まり!!」
私は会計を終えて外に出た。
「良かったー、いいやつ買えて」
うんうんと首を縦にふる。
「これで観月君もイチコロよ」
イチコロッて…
でも本当可愛いワンピ。
私は袋の中にあるワンピースをみる。
「里菜、今日はありがとね」
「いえいえ。日曜日頑張ってね」
ニコッと私に笑いかけてくれる里菜。
私もニコッと笑いかけた。