突然!イケメンミュージシャンがキョーダイになったら!?
「・・よろしくお願いします!」
あたしがあわてて頭を下げ返すと
お母さんはまたあたしを抱きしめた。
しばらくして
「明菜・・ちゃん?ちょっといいかな?」
蓮太郎クンに言われるままあたしは席を立った。
「・・・?」
「うちの父親も実は初めての結婚でさ。
2人にしてあげたいなって思って。ごめんな。」
わざと2人に聞こえるようにそう言って
わたしの背中を押して扉の外に出た。
・・・好青年じゃん!
蓮太郎クンがレストランの人に声をかけて
バーのボックス席を用意してもらった。
バーなんて初めて!!!!
・・・なんせ未成年ですから。
「あ・・!!!あ~~~~~~~~!!!!!!」