突然!イケメンミュージシャンがキョーダイになったら!?
…ガチャ。

空気が重い。

広い家だけど、アイツがいることがわかった。


「ただいまー」

一応、いつものクセで。

「・・・・・・」


まぁ、
返事があるなんて思ってないけど。


リビングには誰もいない。


どうやら防音の部屋にいるようだ。


遥は残念がったけど、
正直あたしはホッとした。

「オレのこと周りに言うな」

とかバカみたいな事を
会った日に言われたのを思い出したから。


また睨まれるとこだった。



カレー作りは滞りなく終わり、
遥も帰る時間に。


結局アイツは姿を現さないままだった。


助かった。


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