突然!イケメンミュージシャンがキョーダイになったら!?
遥が帰って、

静かな広い部屋にひとりぼっち。


お母さんと2人の頃は
ひとりでゴハンを食べる事も多かった。


ここ最近、毎日お母さんとケンジさんと
3人で囲んでたテーブル。

なんだか淋しかったけど仕方ない。

出来たばかりのカレーを
ひとりで食べる事に。


その時、後ろに気配…というか殺気が。



「・・・!?」



アイツだ。


「おい。」

「・・・・!?」


怖くて言葉が出ない。


「オレのは!?」

「・・・は・・い?」

「オレのカレーは!?って言ってんだろ!」

「・・はいっっ!」


状況がわからないまま、
とりあえず震える手でカレーをよそい
彼の座るテーブルへ運ぶ。


無言のまま夜ゴハンがスタート。

気まずい。


…気まずすぎる。

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