社長の溺愛・番外編
秋也と翼。
慎の出張中、秋也のところでお世話になっていた翼は彼に随分と心を許していた。
「秋也さん……慎のお友達?」
「まぁ、そうだな。そんなもんだ」
「……優羽ちゃんともお友達?」
「いや、優羽とは恋人だ」
「友達……だめなの?」
「翼は慎のこと好きだろう?」
「……大好き」
「そう、大好きな。それと一緒で、俺と優羽も大好き同士なんだよ」
「…優羽ちゃん大好き!」
「あーー、そうだな、それとはまた違う話しなんだけどよ」
「???秋也さんは、慎……大好き?」
「普通」
「………慎のこと、すきじゃないの?」
「男同士では好きって言わねーんだよ」
「は!……難しい…」
「いいんだよ、翼がゆっくり大人になってわかっていけば」
「……うん」
「優羽のことは大好きでいいぞ」
「うん!大好き!」
珍しい2人の会話でした。