社長の溺愛・番外編
昨日は翼の身体のことを考えて抱かなかったが、散々我慢してきた欲がたった一度のもので発散されるわけがない
その一度でさえ初めての彼女を思い全力なんて出せなかった
「今日はずっと大人の勉強だよ」
「あ…んっ…やぁん…っ…」
熱い吐息を吐き出して一生懸命慎にすがり付く姿はとてつもなく欲望を誘う
勉強と称された行為に素直な彼女は翻弄されつづける
くすりと笑みを溢す慎は彼女からスリップを奪い、自身の着るバスローブを脱ぎ捨てる
また後でシャワーを浴びよう
二人でな
そんなことを知らない翼は身体中にされる愛撫に快感から逃れるように身体をくねらせる
その行為が慎をさらに煽ってることなど知らずに啼き続ける
「翼、腕回して」
素直に従って細い腕を逞しい背中に回す
その瞬間、慎は容赦なく腰を沈め一気に快楽へと突き落とした
「あっ…やっぁ…慎っ…」
「……まだキツいな…」
初めての激しい行為に思わず力んでしまう