[続]素敵すぎる恋愛・・・あなたの世界へ
『えっ…でも私と初めての時・・・』


「ああ。何も付けずに中にだったよな。
 それは…俺の覚悟っていうか。そんな格好のいいものじゃないんだ
 愛美を俺だけのものにしたいと思った。

 愛美の体中についている花びらと同じかな?!…」

『貴俊さん…なんで?』

「なんでだろうな…俺も分からない。知っての通り俺は女に不自由したことなんてなかった。
 誰も愛さなかったのにな。
 愛美は、はじめてあった時に欲しいと思った。
 俺に…俺だけに、その笑顔を見せてほしいと思った。

 きっと一目ぼれって奴だろう…よくわからんが。」


『貴俊さん…好き…』


「煽るな…今日は仕事も休みにした。
 奥様のご機嫌を取らなくてはな・・・フッ」


『もう…』

「どうしてほしい…」


貴俊さんは、そう聞きながら耳たぶをあまがみする・・・

唇が、わたしの唇と重なり…そして深いものになる。

私の耳には二人の水音が聞こえてきた。


「愛美・・・実家だったから手加減した。

 ここは俺たちの家だからな。

 手加減せず、愛してやる…」

貴俊さんはその言葉と共に、私の服を一枚ずつ脱がしていった
< 165 / 212 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop