[続]素敵すぎる恋愛・・・あなたの世界へ
乾杯の後はこの前の同窓会の話になった。
 

「本当に驚いたよね。ユリちゃんと先生が結婚してたなんて…
 どうして、そんな関係になったの・・・」


「うーん。私が高校の時にバイトを初めて、
 そこのお店に来たのが先生。
 全然変わってなくって、私から声かけちゃった。

 そのあとから、なんとなく付き合うようになって…」

ユリちゃんは恥ずかしそうに顔を赤くして話している。

ほんとにユリちゃんはかわいいね。


「でも、同窓会のあと、私たち二次会に行っちゃったからよくわかんないけど
 なんかもめたの?あのお嬢様ブスと…」


お嬢様ブスとは昔みんながあのお嬢様につけていたあだ名のこと。

別に顔はとってもかわいかったんだけど、

自分はお嬢様だからと私たちを見下すところがあって…

いつの間にかそんなあだ名がつくようになっていた。


「うん。実は私と先生が結婚することになった時に先生をやめなくちゃいけなくなっちゃって…
 それで、就職したのが、彼女のお父さんの会社だったの

 それが、彼女に分かって、結構陰険なことされてて…
 先生も私たちの生活がかかっているから結構がまんしてくれていたんだ。

 同窓会の当日は先生に偉そうに言ってきて…愛美ちゃんが仲裁に入ってくれたって感じ。」


「そうなんだ…大変だったんだね。」


「まあ…でも愛美ちゃんの紹介で今は違う会社に先生も勤めているから…」


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