［続］素敵すぎる恋愛･･･あなたの世界へ

「ねえ…愛美ちゃん。もう話してもいいんじゃないの？
　悪いことじゃないし･･･」


『言いけど…でも私は何も変わらないから。』


「どうしたの？二人とも…何何？？」


「今社長の奥さんの話になったでしょ。
　それって…愛美ちゃんだよ…」

「？？？社長の奥さんが愛美ちゃん？？」

『ごめんね。別に隠していたわけじゃないんだけど…
　今の話の流れだと言いにくくて…』


「うっそ。愛美ちゃんの…だから先生も紹介できたんだ…
　やっだー。早く言ってよ。
　私だったら自慢しちゃうな。社長夫人ですって…」


「そうしないのが、愛美ちゃんらしいでしょ。
　それに、何も変わっていないじゃん。」


「そうだよね。身につけているものは豪華そうだけど、
　愛美ちゃん自信は何も変わらないよね。」


『うん。相変わらずだよ。
　でも社長夫人って言われ慣れてないから…よくわかんだいけど。
　本当はこれじゃいけないのかも知れないのだけど…
　このままでしかいられないし･･･変わるなんて無理だし。疲れるし。
　このままでいいの。』



「きっとそのままでいいって言ってくれる旦那様なんだろうね。
　愛美ちゃん生き生きしてるもん。」


『うん。私にだけ特別に甘いから…わがままになっちゃってます。』


「もう。愛美ちゃん…ごちそうさま。
　私なんて彼氏すらいないから…切ないわ。」