[続]素敵すぎる恋愛・・・あなたの世界へ
貴俊さんは30分もしないうちに来てくれた。

「愛美…迎えにきた。

 みなさん、こいつがお世話になりました。
 皆さんお帰りは?」

「やっ本物だ…
 あっすいません。みんな彼氏とかお迎えが来ますから大丈夫です。
 じゃあ、外に出ようっか…」

そう言いながら、みんなは席を立った。

会計をしようとすると、

「会計は済んでいますので…ありがとうございました」

お店の人にそう告げられた…


もちろん誰も会計をした覚えはない…みんな不思議そうな顔。

もしかしてって貴俊さんを見上げると…

相変わらずの頬笑みを浮かべていた。

「俺が来て、女性に払わすなんて無粋な事をさせると思うか?」

だって。


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