[続]素敵すぎる恋愛・・・あなたの世界へ
「愛美・・・大丈夫か」

『あっ。貴俊さん。大丈夫です』

「すまない。車の中で気分悪そうにしていたのを知っているはずなのに…
 ついてそうそう、無理させたな。」

『平気ですよ。私も…その・・・・でしたから。』

「なに?愛美のなに?」

『意地悪…
 私も・・・・・・・・貴俊さんと・・・ひとつになりたかったから』

「可愛いことをいう。
 やさしくできなかったのにいいのか?」

『もう…やさしかったですよ。いつもですけど…』

「愛美がよければ、なんでもいい…」

貴俊さんの言葉は魔法の言葉。

私の心を満たしてくれる言葉。


幸せをかみしめていると、ちょうどその時、部屋の電話が鳴った。




「愛美・・・食事が運ばれてくる。
 料理が並ぶまで、ここにいて。俺が出るから・・」

『でも…』

「そんな可愛い顔も、可愛い体も誰にも見せたくないから・・・
 服着て待ってて…」

そんな事を言われたら、また紅くなっちゃう…


私は急いで浴衣を着ようとした…
でも、体に残る花びらを見つけて、また体が赤くなった。


温泉…入れるかなぁ・・・
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