[続]素敵すぎる恋愛・・・あなたの世界へ
私はこの雰囲気とお酒のせいだと思うけど…

すっごい大胆なことをしているのだと思った。


「愛美が酒を飲むと大胆になるな…
 外では飲ませられないな。」

『お酒に酔ってませんよ…
 貴俊さんが甘やかすからです。
 こんなにわがままになっちゃったんだから』

「もちろん…責任はとる。
 俺の愛する奥様の…なっ」

貴俊さんはそのまま私を抱きしめ、耳元で話しかける…


「愛してる…
 この気持ちどうしたらいいか…
 愛美のことになると余裕…ない。」


愛されていると感じる私はうれしくて。

唇が重なれば、また彼の愛が感じられる…

きっと、この人は私が望むことならなんでもかなえてくれるだろう。


仕事にしてもあれだけの自信をもってやっている人なのに…

私ごときのことで余裕がないとは…

私はこの愛されているという実感を持ちながら、
貴俊さんを愛していたい。同じ重さで…



その後、貴俊さんと私は一つになった。

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