[続]素敵すぎる恋愛・・・あなたの世界へ
毎度のことながら、緊張はする。

でも、今日は高峰社長…つまり私の父も母もいるから少しは気分が楽かな。

貴俊さんも御父さんも私が高峰の父の子供だと他の人たちに隠すようなことはしない。
それが仕事上、いいことなのか?悪いことなのか?
分からないけど、純粋に私はうれしい。

私は貴俊さんの傍から離れないようにしていた。


「愛美・・・これを…」

貴俊さんがくれたのはとてもきれいな色をしたドリンク。

「ノンアルコールだ。心配いらない。」

『うん。ありがとう。』

のども渇いていたから、うれしい限り。

「愛美は酒が飲めないのか?」

父の質問に貴俊さんは

「飲めるのですが、ちょっと…外では。」

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