すき。スキ。好き。
出会い
粉雪が舞う冬の空。

手をつなぎ幸せそうな恋人たちが行き交う。

あなたは今
笑っていますか?
泣いていますか?

広い広い空はいつになったら私を迎えに来てくれるの・・・?

もぉ一人にしないで


あの頃の約束・・・
私は今でも大切にしているよ・・・



桜が満開に咲きその下をたくさんの人が歩いていく

4月5日

「未来~おはよぉー」

朝から元気に話しかけてくるのは親友の茉由。

「茉由朝からテンション高すぎ・・・」
高校1年生初日の朝。
私たちはいつも通りの会話を交わした。

学校につきクラス表を見てみる。

「あ・・・茉由とクラスちがうじゃん」
人みしりな私には泣きたいぐらい悲しいことだった

「あら。残念だね。でも、うちらの仲は赤い糸で結ばれてるからっ!」

茉由はそういうと同時にかばんを落とした

「茉由?どーしたの?いきなり・・・?」
茉由の顔は真っ赤になっていた
「やばいよ・・・やばいよ未来!初日っからイケメン発見だよ!!」
茉由は中学校のころからイケメンだけには目がない。
「心配しちゃったじゃん。茉由の馬鹿。私先に行くからね」

茉由はイケメンをみると直ぐにその人を好きになってしまう。
まぁ一目ぼれしやすいのかな


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