君の隣
君の隣
キーンコーンカーンコーンチャイムが学校中に鳴り響くそれと同時に教室が騒がしくなる・・・

『一組終わったかな?』

愛里は一人で、ボーットしながら考えていた

「愛里一組いこ!!」

いつも一人だった愛里に始めて声をかけてくれた萌。今では、すっかり友達もできた。

「萌!!一組?うん・・・」

萌はいつも愛里を真っ先に誘いに来てくれる。

萌が一組に行く理由は多分一組の方がたくさん友だちが居るからだと思う。

でも愛里は違う。一つは萌と同じだけど、もう一つは好きな人に会いに行くため。

「・・・大多・・・マキ呼んで・・・!!」

萌が空君に言うと空君は

「・・・うん・・・」っと答える。

愛里が好きな人は空君のこと。

「・・・ねえ・・・萌何でマキ呼ぶの・・・?愛里マキと喧嘩してるのに」

「・・・だから呼んでん」

・・・萌・・・

「・・・愛里何・・・?」

・・・愛里・・・呼んだのは愛里じゃなくて萌だよ~ぉ

「愛里・・・マキと仲直りしたい・・・?」

萌は愛里に小声で聞いた・・・。

「・・・うn・・・したいけど・・・」

愛里は小さくウナズイタ

「・・・愛里なら大丈夫☆!!」

「・・・う~」

愛里は小さくうなずいてマキの方を向いて小さな声で

「マキこないだはゴメンネ」

マキ許してくれるかな・・・
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