ココロ・・・心の中の愛　　一つの愛
プロローグ
　現実に興味ない

　現実のファッションに興味ない

　現実の恋愛には興味がない

　ゲームが好き、ゲームの中の男の子が好き、ゲーム以外の男の子には興味がない

　現実の物は、なにも興味を持たない

　
　現実世界の物には、何一つ、興味を持たなかった。だけど、ある日、一人の男性に出会い、彼女の運命が変わりだした。

　彼女は、ゲームと似た人に恋に落ちて行った。

　現実の恋に落ちて行ってから、彼女の人生は、大きく変わりだしていった。

　男性と付き合いして、ファッションに興味持ち、流行物にも、耳を傾けたりするようになった。

　運命の人だと思い、一途に恋をしていった。だけど、彼女は、思ったことを言う事が出来なかった。いつも、心の中で、話しかけていたからだった。

　いつも、いつも、心の中で、彼に話しかけてばっかりだから、大切な言葉が言えなかった。

　彼女は、言いたいことははっきり、言えるタイプなのに、恋すると、臆病になり、彼だけに、言いたいことが、言えなくなっていた。

　彼に話しかけるのは、心の中で話しかけていた。思っていることが何も言えなかった。
　
　告白して以来、緊張して、うまく話せなくなって、失敗ばかりしていた。

　やさしく接してくれていた彼だった。

　そんな彼が、突然、彼女の前から、居なくなったのです。

　彼は、交通事故で亡くなったのです。

　彼女は、言いたいことを、一言も言えなかったことにすごく後悔した。
< 1 / 3 >
表紙・目次

この作品をシェア

pagetop