愛のMelody【完】
「何か良いことでもあった?」


「え?わかる~?」


そりゃ、誰でもわかるよ


「あのね~、実は…」


ひとみがニコニコしながら話すのを聞いていると


「ちょっといい?」


紗織が割り込んできた


「何?」


そう問いかけると…


パーンッ---


紗織の平手が飛んできた


一瞬何が起きたのかわからなかった


教室内にいた生徒たちもシーンと私たちのやりとりを固唾を飲んで見ている


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