愛のMelody【完】
時間と共にヒリヒリと痛み出す左頬を押さえていると


「あんたさ、私に言ったよね?

龍崎くんのこと興味ないって。

あれ、嘘だったわけ?」


「そういうわけじゃ…」


「だったら何で夏休み中に龍崎くんと一緒にいたわけ?」


「それはっ…!」


バイトのことを話せば剣都に迷惑をかけてしまう


「祭りでも一緒だったよね?

ふたり並んで歩いててさ。

もしかして付き合ってるの?」



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