愛のMelody【完】
「さぁ、話して」


あの後、もうすぐ授業が始まるからと屋上に連れてこられた


結局、ひとみも巻き込み、授業をサボらせてしまった


「華音?正直に話して」


ひとみの強い瞳に、もう嘘なんて付けなかった


私はゆっくりと朝からの出来事を話した


するとひとみの表情はみるみるうちに怒りに満ちていった


「紗織のやつ許せないっ!!」


最後まで話し終わるとひとみがそう叫んだ

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