愛のMelody【完】
女性、つまり京香さんはその言葉の通り、毎日学校まで会いに来た


どれだけ剣都が冷たくあしらっても


「剣都…いいの?」


何度そう聞いても


「関係ねぇ」


不機嫌にそう答えるだけ


このままでいいはずないのに……


そんなある日、街中で偶然京香さんを見かけた


「あれ?確か……」


京香さんも私の存在に気付いたみたい


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