愛のMelody【完】
「だから、俺を信じてほしい。

俺は華音だけが好きだ」


「剣都…」


剣都らしいまっすぐな言葉


「待つから。

華音が俺を見てくれるまで」


待つまでもないよ?


だって私は……


「…見てるよ」


「え?」


「ちゃんと、剣都のこと見てる」


いない間も、ずっと考えてたんだから


私の心はもう、剣都に向かって動き出してる


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