愛のMelody【完】
「あ…」


バツの悪そうな顔をする太陽


「何があったの?」


「それは…」


口ごもる太陽と視線を逸らす銀河をみて、私が原因なんだとすぐにわかった


「太陽、ごめんね。

私のことならいいから。

ケンカなんてしないで」


「いいわけねぇよ!

そんなんじゃ、俺が納得出来ないんだ!

諦められねんだよっ…

なぁ、華音…俺にしろよ…」


切なげなその表情に胸がズキンと痛む


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