愛のMelody【完】
知らないフリをして歩き出そうとした時、一人の男に腕を掴まれた


「いっ、たい……」


「無視するなんてひどいじゃん~」


「離してよ!」


男をキッと睨むとニンマリと笑った


「へぇ~見た目と違って威勢がいいんだ?

俺、あんたみたいなの結構好きだぜ」


「意味わかんない!

離してってば!」


腕を掴む男の力が一層強くなった


「……っつ…」


ジリジリと痛みが増していく


りのとひとみも心配そうに見ていた


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