愛のMelody【完】
銀河の家からの帰り道、道路の反対側に優実がいるのを見つけた


「優実っ!」


私の声にキョロキョロと周りを見渡す優実は私の姿を見つけた


そして少し悲しそうな顔をしていた


私は道路を渡り、優実の前に立った


「優実、少し話しない?」


「…うん」


私たちは近くのカフェに入った


「優実は、もう身体大丈夫なの?」


「あ、うん。もうスッカリ…」


「そっか」


「華音…ごめん…」


突然優実は頭を下げた

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