愛のMelody【完】
「華音っ…その腕…」


ひとみの顔が青くなる


不思議に思い視線を下げると私の腕は真っ赤に腫れ、所によっては紫色になるくらい、ハッキリと手形が残っていた


なるほど……


通りで痺れたりするはずだ……


「私、帰るね」


このまま街中を歩くなんて出来ないし……


「華音……1人で平気…?」


「平気平気。気にしないで。

また明日学校でね!」


私は来た道を一人で引き返す


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