ラブゲーム
杏奈としばらく歩いて近くの公園のベンチに座る。


杏子と陽太はどうしてんだろ。昔っからあの二人は仲良かった記憶もぼんやりある


「陽太さぁ、杏子のこと好きでしょ」


「多分ね」


僕は苦笑いしながら自販機で買ってきたジュースを杏奈に渡す


「あ、覚えてた?イチゴオ・レ好きなの」


「いや……感覚」


「そっかそっか、ちっちゃい頃によく太陽に陽太と一緒にイチゴオ・レ買わせてたからかな」


ニコニコしながらイチゴオ・レのパッケージを見る

僕はちっちゃい頃一番背が高かったらしい


今じゃ陽太の方がほんの少しだけ大きいけど
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