ラブゲーム
どこにいくのも陽太と一緒で、今日も一緒に家に帰ってきた


まぁ兄弟だから当たり前だけど


僕はそろそろ彼女が欲しい


「ひーなたっ!」


「太陽、これ食べる?」

部屋にいるのが暇すぎて陽太の部屋に突撃したら!


プリンっ。陽太は気が利く。差し出されたプリンをとりつつ陽太のベッドに腰掛ける


「で、何かようだった?」


勉強机の椅子に座っていた陽太は椅子をくるっとまわして僕をみる


よう……ヨウ……用……あ。


「陽太ってさ彼女ほしーとか思わねーの?」


「俺は最近ほしーとか思ったけど?太陽は?」


「僕も思ったけどね」


ほしいものがあるときは必ず一緒
あぁでも好き人なまで一緒だったら困るなぁ


「好きな人、一緒になったらどうする?」


「正々堂々でしょ」

陽太も同じ心配事。
ニッと笑った。


「俺さ、そうならないきもするんだよ」


陽太は俺っていう。
一人称だけでもって事でね?


ただ僕と俺の配役はハマったぴったり何だ

僕らの性格に


「好きな人まで一緒とかにはならない?」


「そうだよ」


いつの間にかプリンのカップが空になっていた。全く味、覚えてない
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