秘密。
逆に、ショウ君はベッドに座って、パソコンで写真の整理とサイトの更新なんかをしている。
本当はショウ君と今、ここにはいない二人がとったホテルなんだけど、そんな事、気にせずに私たちはお邪魔して衣装のほころびを直したりしている。
そんな様子を眺めながら、私はポツリ…。
「コスプレ…やむようかな……」
一瞬の間。
「っな、何言ってるのよカナコっ!」
「そうよ! あんたがいなくなったら私困るわよ!!」
ワカナとナナが必死に私の肩を掴んで、ガクガクと揺さぶる。っつーか、脳みそ揺さぶられて気持ち悪い。