アイツの心の中。
「っ!!」


私は跳び箱から出ることで精一杯だった。
そのせいか、足が赤く腫れていた。


ダダダン!!


「っ・・・」

ガララララッ

「っ!?」

昇汰?

「大丈夫か!?真梨!」

「昇汰!!」


「お前、足が腫れてんじゃねーか!?」

「いっ!」

「しょがねーなー」

「わっ!」

「教室まで、送ってやるよ」
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