アイツの心の中。
「ただいま!」
「あらお帰り。」

自分の部屋に駆け込む。

息を切らせながら手紙を開ける。


カサッ・・・。


「ここで見るんだ。」
「わっ!!!!!!」

だだだだだだだ誰!!!!????

「よっ。」
「昇汰!?なんでココにいるの!?」

「遊びに来た。」
「・・・・・・。ハァ。
 とりあえず、ここで待ってて。」
「へぇ。」

私はお茶を運んできた。

「なんで?来たの?」

あれ?昇汰?

「キャッ!!!」

昇汰の手が、私の唇に触れる。

「やめ・・・。」

「知ってた?俺、お前の事が好きだって事。」

「え・・・?」
「明日、学校で会おうな。恋人同士として。」

「ちょっ昇汰!!」


一瞬、私はあの言葉の意味がわからなかった。

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