アイツの心の中。
「上條さん、ちょっといい?」


4人の女子グループが帰ろうとした私に声をかけた。

「 なに・・・?」


私は体育館の器具庫へ連れていかれた


「あんたさぁ、宮口くんがモテてるって事知ってるよね?」

確かに昇汰が全校でモテている事は
知ってる。


「なんであたしたちのターゲットをとるわけ?」

「知らない・・・。」

「とぼけるんじゃないわよ!!」

首を絞められ、手を固定された私は、
身動きが出来なかった。
ついでにビンタまで・・・。

そして私は跳び箱の中へと閉じ込められた。

手足はしばられるわ、口は塞がれるわで、跳び箱の中から出られなかった。


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