忘れたくない恋【完】


そんな時、廊下からあたしの名前を呼ぶ男がいた。


「小林満月ちゃーん!」



はっ?!誰?!
あたしあんな人知らない!


髪なんてツンツンで盛り盛りで
いかにもチャラそうな人。



明日香
「あれって学校1のチャラ男の
荒川達哉ぢゃない?なんで
満月を探してるのかな?」



満月
「あたしが聞きたいよお!」


明日香
「まあ満月のことだから
狙われるのも仕方ないか!」


満月
「まーた訳のわかんないことゆって!」


明日香
「まあ荒川呼んでるし
とりあえず行ったら?」


満月
「ヴっうん…」




あたしは仕方なくチャラ男の所へ行った。




満月
「………はい、小林満月です…」





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