忘れたくない恋【完】


それから日にちが経ち、
だいぶと打ち解けてきた頃に
机を面白い形に並べて男女
問わず話しをしていた。



そんな時、あたしは爽やかボーイに
何か違和感を感じた。


満月
「ねぇ、君の笑顔、誰かに似てる…
うーん、どっかで見たような笑顔…」


あたしは必死に悩むものの
一向に出てこない答え。

そんな時、爽やかボーイは
口を開いた。

口を開かなければイケメン
だったものの…………


「誰に似とんのー??」


生意気そうに言うボーイ。


満月
「それが思い出せないの。」


「なんぢゃそれ。」


呆れたようなボーイ。

そう、この爽やかボーイこそ
翼くんなのです。


でも確実に言えたのは、
出会った頃から惹かれた貴方の笑顔。

出逢いも笑顔から始まったね。





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