忘れたくない恋【完】
おまけ
有美
「ねえ満月~、去年の冬にうちに
泊まりに来た日覚えてる?
ほら!星ヶ丘公園行った日!」
あたし達は今カフェにいる。
突然有美が昔の話を振り返るから
あたしはビックリしちゃった!
満月
「ばりばり覚えてるよ!」
あたしは自信満々に言う。
忘れる訳ないよ。
楽しかった日々だから。
有美
「あの日満月ブルースターに
お願い事してたよね?
もうそろそろ教えてよ!」
あぁ……。
満月
「あぁ……、忘れちゃった♪」
なんて本当は嘘なんだけど♪
有美
「なにそれ~」
ぷぅっとすねる有美を見て
いるとなんか可笑しくて鼻で笑った。
有美
「なに鼻で笑ってんの!」
満月
「別に~!終わりよければ
すべてよし!だよ~」
有美
「そう言うときだけ……」