忘れたくない恋【完】
★1涙声
5月の終わり頃、6月に近いせいか
軽く蒸し暑い今日この頃。
満月
「あーつーいー。」
有美
「間違いない!暑い。」
そう、今日は有美と二人でいる。
今は二人でウォーキング。
妊婦さんはよく歩くといいらしいね!
あたしもそろそろ本当に痩せなくちゃ
いけないから好都合なんだよね!
満月
「夏になったら痩せるかなあ?」
有美
「痩せる痩せる!有美去年
ぐっと痩せたよ!!」
満月
「いいなあ。暑いと食欲無くすもんね。」
有美
「まあ今年は有美太るな。
赤ちゃんのためにもたーくさん
ママ食べるからね~♪」
お腹の赤ちゃんに向かって
話しかける有美。
本当にママになるんだなあって
感心や実感をしてしまう。
満月
「みつきおばちゃんも楽しみだわ♪」
有美
「そっかあ……この子が産まれたら
満月おばちゃんになるんぢゃん!!」
有美は爆笑しながら
“うけるぅ!”
っなどと言いながら、笑っていた。