忘れたくない恋【完】
なんとか空気も明るくなってきて
二人で楽しく花火を楽しんでいた。
今は線香花火!
線香花火と言ったらラストの
メイン花火っしょ♪
あたしと有美は勝負をしながら
線香花火をやっていた。
♪♪♪――――……
そんな時、あたしの携帯が鳴った。
………………ただ鳴っただけなら
あたしは誰だろうと思うだろう。
でも………。
誰からかなんて着信音を聞けば
わかる相手だった。
もう、一生聞けないと思っていた………
…………彼専用の着信音だった。