非運日常




いつも通り親友と2人、屋上で喋る

ああ、今日も風が強いなあ・・・・


「誉(ほまれ)・・・・・」

「なあにー」


私はこうやってボーっとしている時間が好きだ

時折、いつの間にか私に親友クンが抱きついてくるけど、そんなことはどうでもいい


だってこの人、ホモだし


今日も今日とて親友の 灰祀(かい まつり)に膝の上で抱きしめられながら、ボケーっと私は油断していた

この人は言わば私のことを何でも知っている人

同時に私も、この人のことを知っている訳ですが

ああ、例えばですね、元彼(?)

ん?これって彼になるの?彼女になるの??


そういった世界に全然興味がないので分からない


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