非運日常




事の始まりは教室に戻ってもう1限授業を終えた後


『ちょっと相談したいんだけどね』


そう言ってわざわざせーらちゃんの机に出向いてまで口を開いたことだった


「そうだったんだあ・・・・」

「黄昏てるところ悪いけどね、私がアンタの親友にカテゴライズされないのって灰の気味悪いほどの独占欲と束縛からよ?」


わあ!知りたくもない真実をまた1つ発見しちゃった!


そうなのだ。

祀は、せーらちゃんを私の親友に位置することをめっぽう嫌がった

そのときの言い分は2つ


1つは『俺だけが誉の親友なの!!!』

もう1つは『アイツ、嫌い』


良く考えたら確かに私のこと大好きなんだね、祀は



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