非運日常
思考回路がストップしかけた私、気づきます
そうだ、本人から直接聞けばいいんじゃない!
それこそが馬鹿な考えだったのです
「アンタ、ホモじゃなかったっけ?」
告白されたとき、妙な違和感が私の胸を過った
だってさ、散々祀の恋愛事情を見てるんだよ?
惚気だっていっぱい聞かされたし、デートって何処行けばいいのとか、服装は?とか、何を上げたら喜ぶのか、なんてまるで女子同士の恋バナのようにも盛り上がっていたんだ
それがね、蓋を開けたら私を好きですって
頭着いて行かないっての!!
「誉、相変わらずだね。まあそこも可愛いけど」
「ぐっっ」
くそう。何処が好きなのかを聞いたワケじゃないのに、とんだダメージを喰らってしまった