SWEET&BITTER LOVE~シークレット・シェアリング《続編》~
「でも、この街にあった取引先が倒産して…それっきり…この街からも足が遠のいた…君のお母さんのスナックに何度か飲みに行ったコトがある。君のお母さんと関係も持った…」



「・・・俺の父親だって言いたいの?」


「それはわからない…でも、君は若い時の俺に似過ぎている…」



「マ、マジかよっ!?」


俺は脱力した笑いが心の奥から溢れる。



「維月の言う通り…他人の空似じゃねぇじゃん」



「維月のヤツ…自分の夢の為に…君にDNA鑑定を…」


「・・・今更…父親だと言われても…本当に俺は藤ヶ谷社長の息子なら後継者にしてくれるのか?」



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