~ angel letter ~
エピローグ
チュンチュン鳴くスズメの声と一緒に、柔らかい日差しが部屋に充満し始めた。


「おはよ~、何読んでるの?」

寝癖でボサボサの髪をした、愛しい人の起床時間だ。



「手紙」

私がそれを持ち上げてみせる。



「へ~、なんだって??」

頭をボリボリ掻きながら、あまり興味なさそうな素振りで、彼が尋ねた。










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