貴方は私の―――



私は頷いて自分を正当化すると、


「ただいまー…」


マンションへ潜り込み、……慎重に部屋の中に入る。


『星崎さんってば、学校を休んだクセに日中ケーキを買いに行ったらしいわよぉ』


『んまーっ!!』


……近所のオバさん軍団に、そんな事言われたくない。


まず、恥ずかしいし。



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