貴方は私の―――



「……よし、っと」


最後の一文を書き終えた私は、ペンを置いて一息ついた。


んー……と伸びをしていると、


「終わった?」


ベッドの上で寝転がっていた駿が立ち上がり、


「わぁっ!!」


「んー、いい香り」


私を後ろから抱きすくめた。



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