貴方は私の―――



――…大切な、こと…なのに――


闇が…千切れ………て……



「―――んん…」


「………気がついたか?」


目を開けたその瞬間、視界に入ってきたのは……


心配そうに眉を寄せる駿と、


見慣れた天井だった。



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