貴方は私の―――



私の髪を撫でながらそう言う駿に、


「ん、今からメールする!!」


と答えつつベッドから降りて立ち上がる。


………よし、体のどこにも異常は無いみたい。


『それにしても……なんで最近、失神ばっかりするんだろ?』


なんて思いながら、駿の脇を抜けてケータイの元へ向かおうとして……刹那。



――――――ドサッ



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