白猫チロと私の願い。【短編】
「これが証拠」
おばちゃんは店から戻ってくると、私の目の前に昨日の目撃証拠とやらを差し出した。
「コレ…って?」
おばちゃんはセーターの袖をまくりあげ、腕組みすると話始めた。
「久しぶりにに愛ちゃんとチロちゃんみかけたからさ、コレ、あげようと思って用意したところへ業者さんが来ちゃったもんだから声かけに行けなかったんだよ。一仕事し終わった頃には愛ちゃん達いなくなっちゃってたし。結局渡せずじまいで、そのまんまレジの脇に置きっぱなしだったよ。」
私の目の前に差し出されたのは、
証拠。
『魚肉ソーセージ』
おばちゃんは店から戻ってくると、私の目の前に昨日の目撃証拠とやらを差し出した。
「コレ…って?」
おばちゃんはセーターの袖をまくりあげ、腕組みすると話始めた。
「久しぶりにに愛ちゃんとチロちゃんみかけたからさ、コレ、あげようと思って用意したところへ業者さんが来ちゃったもんだから声かけに行けなかったんだよ。一仕事し終わった頃には愛ちゃん達いなくなっちゃってたし。結局渡せずじまいで、そのまんまレジの脇に置きっぱなしだったよ。」
私の目の前に差し出されたのは、
証拠。
『魚肉ソーセージ』