たった1つのラブレター
「あッ!
優人、あの子だよ!
あの、左耳にピアスしてる子!」
-左耳にピアスってヤンキ-かよ((汗
ここは、まだ中学校だぞ??-
ん?
つ-か、結構可愛いじゃん。
何、あいつ。
あれで、普通に話してたら
もっとモテてるんだろうな。
「おッ?!
優人、誰みてんの。そんな、真剣な顔で。」
「は?
見てねーし…。」
また、お前かよ怜…。
「もしかして、お前
佐倉さんの事、見てたの?!
あの子可愛いよなぁ。
もしかして、お前タイプ?」
「え-!!
優人、あんな子がタイプなの??
以外-!」
「ば、ばかッ!
怜、よけいな事言うんじゃねえよ!」
俺は、そういって
怜の頭をなぐる。
「いってぇなぁ!
あ…、でもあの子すげ-走るの速いらしいぜ。
この前の体育祭の100m走と1000m走、全部1位だったし。」
「え?!マジ?」
「あぁ、そうらしいぜ。
陸上部、誘うか?(笑)」
「モチ!」
「でも、お前目当てで陸上部入った女子多くね?」
「別に、俺目当てで入った訳じゃねぇって!」
「そうかぁ??」